治療方針
歯を白くしたい
自分の笑顔に自信が持ちたい
そんなご希望にお答えする審美歯科とは美しさに焦点をあてた総合的な歯科医療分野のことです。
歯を白く美しくするには大きく分けて
- 歯を削らず薬液で白くする方法
- 歯を削って詰めたりかぶせることで白くする方法
の2種類があります
歯を削らず薬液で白くする方法(自費診療)
ホワイトニングと呼ばれています。
さまざまな理由で変色した歯をブリーチング(漂白)する方法です。
診療室と家庭で行う2つの方法があります。
- オフィスホワイトンイング(診療室でおこないます)
35%程度の濃度の高い過酸化水素を含む薬液を歯の表面に塗り、歯を白くします - ホームホワイトニング(家庭でおこないます)
10%程度の過酸化尿素を含む薬液を、患者さんの歯に合わせてあらかじめ作っておいたカスタムトレーに入れて、家庭でおこない、歯を白くします。
歯を削って詰めたりかぶせることで白くする方法(自費診療)
- ラミネートべニア
歯の表面を0.5mm程度削り、そこに薄いセラミックの人工歯を接着する方法です。削る量は最小限に抑えられます。
ホワイトニングであまり効果が得られない場合もこの方法を用いることがあります。 - ハイブリッドセラミックインレー
軽度から中程度のむし歯になってしまった歯を修復する場合に使います。むし歯を取り除いたあと銀歯ではなく歯と同じ白い材料であるハイブリッドセラミックインレーで充填します - セラミッククラウン
セラミックのかぶせ物のことです。
メタルボンドセラミック冠(金属の上にセラミック素材を焼き付けたかぶせ物)ジルコニアボンドセラミック冠(ジルコニアの上にセラミックを焼き付けたかぶせ物)ハイブリッドセラミック冠(全体がセラミックとレジンを混ぜた材料で作られたかぶせ物)等があります
保険適用の白い詰め物、かぶせ物では
- コンポジットレジン充填(セラッミクとレジンを混ぜ合わせた材料)
- 硬質レジンジャケット冠(冠全体が硬質レジンという歯科用プラスチックで作られているもの)
- 硬質レジン前装冠(保険適用の金属を内側に使用してその上に歯科用プラスチックを盛って白くしたもの)
- ハイブリッドセラミック冠(前から4番目と5番目の歯のみに適用)
やはりセラミックという素材を使用することで、審美性が格段に高まります。
セラミックは金属やプラスチック素材のように口の中で腐食したり水を吸収しないので、
長期間変色や変形を起こしませんし、歯ぐきが黒ずんだりすることもありません
また自然なツヤと透明感を持っているので、まるで自分の歯のように仕上がり、
その美しさを長期に渡って持続することができます。